氷川神社の「年神さまお迎え準備~氏神さまでの餅つき大会~」に参加してみた
2019年12月22日、家族サービスの一環で、小学生の子供と赤坂氷川神社の「年神さまお迎え準備」に参加してみた。
開会式後、参加者全員が社殿の中に誘導される。家が近所のため、初詣やお祭り等、年に数回神社に訪れるが、社殿の中に入ったのは初めて。時代劇「暴れん坊将軍」で有名な徳川八代将軍吉宗が建立したままというのは聞いていたが、何といっても天井絵が素晴らしい。格子の天井に、花と鳥の絵が散りばめられ、派手さよりは荘厳さを感じる。歴史に疎い自分であるが、中に入るだけで歴史の重みが感じられた。
神主さんが神事を行う中、子供たちが突き立てのお餅をお供えするのだが、その姿が愛くるしい。全員でお参りを済ませた後、2グループに分かれ、まず正月飾りの体験へ。何故餅つきは年末に行うのか、お供え餅は丸いのか、正月飾りを飾るのかなどの説明があった。何気なく正月を過ごしてきたが、それぞれに意味があることを初めて知ることができた。
説明後、正月飾りを作る。作り方を順番に教えてくれるため、子供でもつくることができた。しかも作ったものは持ち帰れるからスーパーで買わずとも早速飾ることができる。正月飾りの次は餅つきへ。筆者も餅つきは小学生の時にやった記憶がある程度。まず子供につかせてみるも中々杵が餅に当たらない。子供が楽しむより、その姿を写真に収める親の方が真剣になっているのは良くあることだ。次に子供の前で「良い格好を!」と思って変わるも、思うように当たらない。かえって「パパもできないじゃん」と子供に言われる始末…
早速ついた餅をその場で食べる。餅は地元で有名な「青野」の餅だから非常にやわらかくおいしい。海苔ときな粉でまず二ついただく。そしてその後、「とらや」のお汁粉だ。上品でしつこくなく、お汁粉だけで飲めるおいしさ。この一杯だけでも店で食べれば1.000円以上はするであろう。しかもおかわりができてお得すぎる。
正月飾り作りや餅つき体験に加え、さまざまなお餅を食べられて500円というのは、人気があるのも頷ける。子供のためにというよりは、親の筆者が楽しめた一日となった。
※本記事は赤坂在勤ライターEが執筆しました
イベント情報
場所 赤坂氷川神社
住所 東京都港区赤坂6-10−12
時期 2019年12月22日(日)
ホームページ 赤坂氷川神社
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