乃木神社の「ノギビトの夏まつり」に行ってみた
暑さの厳しい8月4日、乃木神社で「ノギビトの夏まつり」が開催されているというので行ってみた。乃木神社に併設する「乃木会館」が開館50周年ということで今年は特にいろいろなイベントが行われている。東京都心34.2度を記録し、体感温度はもっと暑く感じられるの中で大勢の人が来ているのには、最初は驚いたが、様々な催しが開催されており、多くの人の心を掴んでいるのだろうと考えれば納得できるものだ。もともと、「ノギビトの夏まつり」は、乃木神社で結婚式等記念行事を行った人たちを呼んでのお祭りだったそうだ。しかし、最近は大掛かりになって今年は記念の年ということで近隣を含め多くの人が来ているようである。日本人はお祭りが好きな民族なんだと改めて思わされる。
第2の鳥居前に行ったところ「50年前赤坂に聖火が来ました」というパネルが展示されていた。今度の「東京2020オリンピック」の際にもう一度「青山通り」を走ってもらおうとの活動に「乃木神社」も協力しているようだ。2年後の赤坂は、やはりお祭り騒ぎになるのだろう。聖火ランナーが近所を走ることを思うと今からオリンピックが楽しみになる。
境内で「昔懐かしの屋台」があり、懐かしさのあまり「ラムネ」を飲んでみた。子供のころよく飲んだ味だ。やはり夏祭りにラムネがよく合う。大人になるとビールに代わるが、童心に帰れる懐かしい味だ。ほかにも童心に帰ることができるいろいろな催し物もやっていた。例えば、「紙芝居」。筆者が見たのは、語られている最中で、子供も大人も興味深く熱心に見ていた。子供のころに見た「紙芝居」とは大きく異なり語り手もすごい迫力だった。
紙芝居が終わった後で「氷川混声合唱団」の演奏が始まった。童謡が主体の演奏で、きれいなハーモニーで歌われ久し振りに昔よく口ずさんだ歌詞であり大いに楽しめた。やはり戦前戦後の童謡ではあるがこれからも歌い続けられていくようになることを祈りたい。
折角来たので「夏まつり乃木坂スタンプラリー」に参加した。乃木神社境内や乃木会館を回るスタンプラリーで何度か来たことがあるが初めて見る場所もあり意外な経験もした。全てを回りきり最後に「乃木の誉れ」を造る「乃木米」をお土産としてもらい楽しいラリーであった。童心に帰って楽しめるだけでなく、お土産までいただける「ノギビトの夏まつり」。来年も是非も来たいと思った。
※本記事は赤坂在住ライターN氏が執筆しました。
イベント情報
場所 乃木神社・乃木神社
住所 港区赤坂8-11-27
時期 2018年8月4日11:00〜19:30
ホームページ https://www.nogikaikan.jp/event/natsumatsuri.html
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