炒飯・拉麺・餃子の3つが美味しいお店「一点張」
「エスプラナード赤坂通り」と呼ばれる通りが赤坂にはある。旧名称は「赤坂田町通り」。今から約22年前の平成9年に名称を正式に変更したそうで、エスプラナードとは、英語で「(貴族が好んで歩くような)おしゃれな散歩道」という意味だそうだ。そんなオシャレな名前の「エスプラナード赤坂通り」には、決してオシャレではないが、その味で誰もが愛して止まないラーメン屋がある。「赤坂一点張(イッテンバリ)」である。
東京も梅雨入りしたのか、今日の東京の天気はあいにくだが、先日訪れた時は晴れ。味噌ラーメンの美味しい店だが、暑い日にラーメンは控えたい。そこで筆者が勧めたいのは炒飯。当然訪れた日も炒飯をいただいた。これが本当に絶品。個人的には8丁目の「珉珉」と、この3丁目の「一点張」が赤坂の街中華における炒飯のトップランカーではないかと考える(他に美味しいお店があればぜひご連絡ください!)。
ラーメン用の丼に盛られた炒飯は、ふっくらしっとりしているにも関わらず、レンゲを入れると米がダマにならずハラリとほぐれる。油と塩気、米の水分のバランスがほど良い。シンプルな味付けではあるものの、王道の中の王道と言える炒飯で、絶妙な風味が口いっぱいに広がるのには多くのファンがいるのも頷ける。
冒頭にも伝えたが味噌ラーメンも美味しい。そして人気がある。お店側もそのことを理解しているのだろう。炒飯のサイズは、大盛(¥850)、中盛(¥700)、小盛(¥550)の3サイズを用意し、ラーメンと炒飯の両方を楽しめる工夫が嬉しい。しかし、30代も後半に差し掛かった筆者は、量を調整してもラーメンと炒飯の両方を食べきれる自信がなく、餃子(3ヶ¥300)をサイドメニューにチョイス。これでジャスト1000円。その満足度は1000円をはるかに超えるものだ。
ちなみにこの餃子は毎月5万個も売れている人気商品だ。1人辺り3個づつ食べたとしても、来客数は月間16000人以上、日に600人以上も訪れるのだ。これで混まないわけがないだろう。ただこの「赤坂一点張」はランチタイム後に準備中にならないため、混んでいることは多いが、よほどに大人数でなければ並ぶことは珍しい。もちろん夜もメニューは変わらないだけでなく、明け方の4:00という夜遅くまで営業しているので、一杯呑んだ後の〆のラーメンにももってこいのお店なのだ。この味を知らずに赤坂グルメを語るべからず、と言うと少し大袈裟だが、名前のオシャレな「エスプラナード赤坂通り」でぜひ炒飯を楽しんでほしい。
※ちなみにInstagramから引用の画像は人気の一点張の味噌ラーメン
※この記事は赤坂在住在勤のライターA氏が執筆しました。
お店情報
店名 赤坂一点張 (あかさかいってんばり)
TEL 03-3583-6051
住所 東京都港区赤坂3-7-9 一点張ビル 1F(地図を見る)
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