日本が世界に誇る食文化「Ramen」をいただく「赤坂麺処 友」
2019年の夏至は6/22の土曜日。夏至は一年365日の中でももっとも昼の時間(日の出から日没まで)が長い一日。にも関わらず、天気は曇り時々雨。せっかくの休日なのに天気が晴れないと心も晴れない。こんな日は美味しいモノでも食べに行こうと赤坂の街へと繰り出してみる。さて何を食おうかな。
色々検討してみたが、少し肌寒いのでラーメンをいただくことにした。赤坂には激戦区というほどではないが、多くの評判のラーメン屋が存在する。中でも人気があるのが「赤坂麺処 友(アカサカメンドコロトモ)」だ。ランチ時だけでなく、平日もお客さんが並んでいることが多い上、お客さんには外国人観光客も少なくない。「世界初のロボットホテル」としてギネス世界記録認定を受け最近話題の赤坂の「変なホテル」のすぐそばだからだろうか?土日も営業しているためだろうか?理由はわからないが、日本人だけでなく世界中の人から愛されているお店なのだ。
そんな国境を超えた味を求めて早速店内へ。店内はカウンターのみで15席ほど。天気が悪いせいか、運よく席が空いていた。券売機を前に「芳醇あごだし醤油ラーメン」と「濃厚鳥塩ラーメン」の2つの看板メニューのどちらかで悩むが、今回は「芳醇あごだし醤油ラーメン」を選択。せっかくだから、ただのラーメンってのも味気無いので半熟卵とチャーシューが入った「特製芳醇あごだし醤油ラーメン」をチョイス。 ちなみにお値段は1000円。
食券を出して5分くらい待っただろうか?オーダーした「特製芳醇あごだし醤油ラーメン」が運ばれてきた。味の変化を楽しんでくださいとラーメンと一緒に出されたのが、「自家製の特製ラー油」。ちなみに「濃厚鳥塩ラーメン」をオーダーした場合には「ワサビ」が付いてくる。そんな赤坂の人気店の味はスープから違う。一口飲めば「芳醇」と納得できる味。煮干しのような癖も少なく、アゴ出汁の程よい魚介くささと香りがホッとさせてくれる。濃い目のスープは麺は少し太めでスープによく絡む。口いっぱいに美味しさが広がる喜び。まるで口の中でトビウオが飛び回っているようで、舌の上に母なる海が広がっていくかのようだ。半分くらい食べたら自家製ラー油を加えてみる。これがまたいい。香ばしくて、いいアクセントになっている。
筆者が子供の頃はこんなに気の利いたラーメンは存在しなかったように思う。もはやラーメンは日本が世界に誇る一つの食文化と言っても過言ではない。ちなみに「サッポロ一番」で有名なサンヨー食品の本社は赤坂にあったりする。ラーメン激戦区ではないにしても赤坂はある意味ラーメンの街なのかもしれない。日本の魅力の一つであるラーメン。さらなる進化を期待したい。
※本記事は「今度飲んだ後にも来よう」と密かに決意した赤坂在住のライターA(30代独身)が執筆しました。
お店情報
店名 赤坂麺処 友(アカサカメンドコロトモ)
TEL 03-6426-5120
住所 東京都港区赤坂2-13-13 オレンジビル 1F (地図を見る)
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