家庭的で隠れ家的な小料理屋のランチはとってもリーズナブル!!
いつからか赤坂周辺にも大手チェーンの飲食店が増えてきている。街の発展はいいことだが、たまには、ほっこりする家庭の味を求めてしまう筆者(30代独身)。そんな筆者があまり友人にも教えない店がある。「おこげ」だ。青山通り(国道246号)と赤坂通りを結ぶ繁華街の通りである一ツ木通りとみすじ通り。この2つの通りを結ぶ細い路地の、これまた目立たないビルの2階でひっそりと営業している小料理屋で、この店がランチで提供している「豚ロース生姜焼き」は筆者にとって至高の味だ。
店内は木目を基調としたこじんまりとした良い雰囲気。客席はカウンターが中心のいわゆる「小料理屋」だ。安価な値段でランチはどのメニューも1000円を割る(「豚ロース生姜焼き」は¥850)。この値段設定は正直嬉しい。店主と思われる男性一人で営業されていて、この値段を守っているのだろう。そんな努力も感じられて筆者にとってはとても好きな店なのだ。肝心の生姜焼きは肉に厚さがある噛み締めるタイプ。最近の生姜焼きはバラ肉が多いが、この店の生姜焼きはロースの一枚肉で、肉の存在感が憎々しくなるほど肉々しい(憎しみは一切ありません)。甘辛いタレに生姜がしっかりと味付けされたロースの生姜焼きは、ご飯が進む味付けだ。
写真を見てもらえればわかるかと思うが、店名は「おこげ」だがご飯はおこげではない。しかし、デフォルトで納豆がついてくるので、さらにご飯が進む。また生姜焼きの隣にはマヨネーズ。味付けだけでなく、こうしたディティールもどこか家庭的なのだ。童心に返ってご飯をお代わりしたくなる。ちなみにお代わりは50円だが、もともとがリーズナブルなので、この店では気にせずご飯を楽しもう。なお、夜のメニューも、リーズナブルでとてもうまい。赤坂の隠れ家的なお店と言える。
※本記事は赤坂在勤在住のライターA(30代独身男)が執筆しました。
お店情報
店名 おこげ
TEL 03-3505-5517
住所 東京都港区赤坂3-18-6 2F
ホームページ http://www.okoge.biz/
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