ボリューミーでリーズナブルながらデリシャスな蕎麦
2018年の暑さは異常だと思う(2018年7月現在)。まだ7月だと言うのに連日のように35度を超える日が続く。こんな暑さの日には冷たい蕎麦をすすりたくなる。ということで向かったのは一ツ木通りにあるお蕎麦屋さん「みまき」だ。この蕎麦屋、立ち食い蕎麦ではないが、立ち食い蕎麦のように気軽に入れる名店。老舗店と立ち食い蕎麦のイイトコが混ざったようなお店である。カウンター席がメインなので立ち食い蕎麦のようなレイアウトでクイックに食せてくれるが、味がしっかりと美味しいお店なのだ。
なによりおすすめしたい理由の一つが、そのコストパフォーマンス。そう「コスパ」と言われているやつだ。なんと、せいろそばが¥480。とってもリーズナブルなお値段。もちろん味も良い。お金を少しでも節約したい筆者(30代独身男性)にとっては、とてもありがたく、薄い財布にとても優しいのだ。さらにその営業時間も嬉しい。多くの店がランチあとのアイドルタイムと呼ばれる休憩時間(だいたい14:00〜18:00)を取っているが、このみまきは通して営業しているのだ。この暑さを少しでもさけるためには、お昼の混んでいる時間を避けて食べることができるのはとても嬉しいのだ。
しかし、筆者のような働き盛り世代にとって(筆者:30代独身男性)、ボリュームも欲しいところ。正直、せいろ蕎麦一枚では物足りないのが現実だ。特に昼時を超えていると、そのハングリー加減は「餓死してしまうのでは?」と思うほどの空腹に襲われる。同じような悩みを持つ人もいるのではないだろうか?でも大丈夫、安心してほしい。この店では大盛りの他に、二枚がある。つまり通常の倍の量のボリュームの蕎麦が用意されてるのだ。加えて天婦羅もうまい。美味しい店であるがゆえ、回転率が高く、常に揚げたての天婦羅が用意されているという状況なのだ。筆者がこの日に頼んだのは、かき揚げせいろ蕎麦の二枚だ。それでも値段は¥690足らず。上の写真をよく見て欲しい。このボリュームで¥690なのだ。これを喜ばない人はいないんじゃないだろうか?
店内は清潔そのもので、さらにサービスも良い。蕎麦湯もちゃんと用意されている。ちなみに蕎麦湯には様々な効能があると言われているらしく、食物繊維のほか、ビタミンB1・B2やルチンと呼ばれる血をサラサラにしてくれる栄養素も含まれている。夏の暑い日は、体力が落ちて、食欲不振に陥りがちだが、ビタミンB1・B2で解消できるのは嬉しいかぎりだ。なお、蕎麦湯が入っている入れ物は急須(きゅうす)ではない。湯桶(ゆとう)と言う。わずかなお金で、せいろをすすり、湯桶から蕎麦湯をいただく。なんだか粋な気分になれるお店なのだ。
※この記事は赤坂在住在勤のライターA氏が執筆しました。
お店情報
店名 蕎麦きり みまき
TEL 03-6441-0161
住所 東京都港区赤坂4-2-3
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