赤坂の「微笑みの国」バンコク
6月も中旬に差し掛かり、今年も暑くなってきた。こんな日に食べたいものは色々あるが、暑い土地の食べ物も乙なのではないだろうか?ということで東南アジアの料理を食べることにした。目指したのは、「Soul Food Bangkok 溜池山王店(ソウルフード バンコク)」というお店。その店名の通りタイ料理の店で、場所は首相官邸からほど近く、以前に紹介した「赤坂あべちゃん」や「赤坂水野」「鳥酎」の近くのお店で、地下1階にある。
店内はまさにタイ王国の首都であるバンコクのような雰囲気。地下の店内は狭くて薄暗い。プラスチック製のチープな椅子やテーブル。その上に置かれた砂糖やナンプラー。まさにバンコクのフードコートのような雰囲気だ。スタッフの多くはタイの方らしく、スタッフ同士は、タイ語で会話をしているためバンコクに来たのかと錯覚してしまうほど。雰囲気からして本場の味が期待できる店だ。
ランチタイムのメニューは8種類の料理が用意されており、どれも890円。筆者がオーダーしたのは大好きなガパオライス。ご飯に挽肉の炒め物を掛けて、さらに上から卵を乗せたこの料理こそ、究極のワンプレート料理。洗い物も少なく合理的な食べ物で男心を妙にくすぐるのだ。そして何より嬉しいのが、日本風にアレンジされたタイ料理ではなく、ちゃんと現地の屋台・食堂の味と香りだってこと。上に乗せているのは「目玉焼き」ではなく、現地風の「フライドエッグ」。半熟の黄身をまぶしてスプーンでいただく。バジルの香りと程よい辛さ、ご飯を進めさせてくれる。こいつは「อร่อย(アロイナ)※美味しいの意」。
ランチタイムが17:00までと使いやすいお店である他、14:00以降ならばドリンクが一杯サービスしてくれるのも、大盛りにしても大盛り料金を取らないのも嬉しい。暑さを忘れてしっかりとタイを満喫させていただいた。微笑みの国と言われるタイ。店員さんの笑顔もなんだか料理を美味しくさせてくれる。思わず、「ขอขอบคุณ(コップンカップ)※ありがとうの意」。と言ってしまうほどだ。
国際的な大イベントであるオリンピック・パラリンピックを控えている日本の首都、東京。今後、ますます多くの外国人がやって来る。滝川クリステルさんヨロシク、日本らしく「おもてなし」の国として恥ずかしくない態度(タイド)でホスト国の市民でありタイと思った。タイ料理を食べただけに。
※この記事は最近ギャグがオヤジギャグになってきた赤坂在住のライターA(30代独身)が執筆しました。
お店情報
店名 Soul Food Bangkok 溜池山王店 (ソウルフード バンコク)
TEL 03-6459-1986
住所 東京都港区赤坂2-9-4 千代田ビル B1F(地図を見る)
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